マネージャーの竹脇です。
先日11月24日に開催された、Ene-1GP MOTEGIに参加して参りました。
まずは結果のご報告です。
KV-BIKEのクラスIaに参加し、ONE LAPタイムアタックではクラス16位、e-kidenロングディスタンスではクラス11位、総合ではクラス14位という結果でした。
今年は3回目の参加であり、2つの目標がありました。
まず1つめはチェッカーフラグを受けることです。
昨年は、目標であった完走はしたものの、チェッカーを受けるには及ばず、少し悔しい部分がありました。そこで、今年は車両の速度向上とペースの管理を行い、チェッカーを受けることを目標にしました。
2つめは、新しいメンバーが開発したシステムを搭載することです。
今年度から、1年生のメンバーが参加してくれたので、車両製作とSIT CLL等のサービスの引き継ぎという目的でセンサーシステムを一新しました。
これらの目標のもと、車両製作を進めて参りました。
結果は上記の通りですが、2つの目標を両方とも達成することができました。
まずは1つめのチェッカーを受けることですが、e-kidenロングディスタンスのライダーであり、初参加の岸野君が駆け抜けてくれました。
2つめのシステム更新については、1年生それぞれが分担して形にしてくれて、走行データをモニターできるまでに出来上がりました。
1年目はまずスタートすること、2年目は完走すること、今年はチェッカーとシステム更新という目標で、それぞれ達成して参りました。非常にゆっくりではありますが、少しずつ進歩していると思います。
次に、車両と人の更新についてです。
モーターやコントローラなどの車両本体は、劣化した部品の交換以外には特に変更はしていません。しかし、上記にあるようにセンサーシステムが変わりました。
北條君と村井君、岸野君が主にシステムを開発してくれました。
更新したシステムは、走行中に不具合があり途中で止まってしまいましたが、そこが本番の恐ろしい部分であり、興味深い部分でもあります。こうした不具合はこれまでの大会で毎回発生しているので、今後もテスト走行の中で検証・改善をし、安定性を向上できれば良いと思います。
さらに、今後は川口君が開発・運用しているSIT CLLなどのサービスを、佐々波君や狩俣君とともに引き継ぎ、発展させてくれればと思います。
また、今まではライダーが佐藤君一人でしたが、今回は岸野君も走ってくれました。佐藤君によれば、ずっと同じ姿勢で走り続けるのはなかなか大変らしいので、ONE LAPタイムアタックとe-kidenロングディスタンスで交代した上で、いつでもライダーが交代できる状況になったことは幸いでした。
最後に、私も含めて4年生のメンバーは今年度で卒業するので、これからは今の新メンバーにバトンタッチすることになります。「大学で学んだことや、気になる技術を実践しながら身につける」という目標のもと、各メンバーに少しでもプラスになるようなサークルにしてもらえればと思います。
今回もメンバーにはいろいろと苦労をかけてしまいましたが、大会まで活動してくれたことは大変ありがたく、感謝してもしきれません。ありがとう!そしてこれからもよろしく!!