皆さんこんにちは、佐藤です。まさかの前記事と同日投稿です。
さて、この度私事ですがクランポンのB♭クラリネット R13を購入しちゃいましたので「せっかくなので自分のR13との出会いの記録の記事にしちゃおう。」というわけです。
購入の動機ですが、前から欲しかったのですが卒業してから市民楽団に入りたいのでこのタイミングでの購入となりました。
購入場所は御茶ノ水の下倉楽器さんです。R13とRCをそれぞれ2本ずつ用意してもらいました。
本当なら、私が所属している楽団の監督をしてくださっている先生(クラリネットの方)に来ていただければよかったのですが、忙しそうにしていらっしゃる方なので、自分の判断で諦めて、1人に付き添いをお願いしました。
試奏時間は、後ろに予定があったので1時間半くらいやらせてもらいました。
これまで借りていたPrestige君を持参してR13とRCと吹き比べた結果、改めて上位機種のすばらしさを実感したわけですが予算の都合もありますし、R13とRCから選びました。
評価の項目は次の4つで基準を作りました。
- 楽器の構えやすさ、キーに違和感がないかを確認
- 1つ1つの音により鳴り方の違い(違和感)を半音階で確認
- 特に、クラリネットで鳴り難いブリッジ付近の響き、全体的な音程のバランスを確認
- 好みの音か
吹き比べた結果ですが、やはり、RCは輪郭がやわらかく上品で落ち着いた感じがします。R13と比べて、これは倍音の響き方に違いがあるからでしょうか、ベルの形状が違うこととかが影響を与えているんですかね。
対して、R13はRCよりも輪郭がはっきりしており明るくきらきらした音なイメージです。こちらは、特に3倍音がRCよりも大きく響いているから、と勝手に解釈しているんですが、本当のところはどうなんでしょうか。
専門の先生のもとで勉強したわけでないので勉強不足ですが、自分の直感的には、書いたようなことがR13とRCの違いだと思っています。
1.~3.まで丁寧に確認しましたが、正直甲乙つけがたくRCを1本、R13を2本にまでしか初めは絞れませんでした。4.についても、どちらも好きな音で選ぶのに悩みました。悩みに悩んで、RCではくR13のどちらかとなりました。
ですが、RCほど、違いが分かりづらかったため、また、レスポンスも良く、2本のR13のどちらにするかでものすごく悩みました。
手持ちのレコーダーで録音してみたり、Prestigeを間に挟んで何度も交互に吹き比べました。そして、基本のロングトーンに立ち返り、ダイナミクスをつけて吹いた際の音の響きのバランス、基音と倍音のバランスが自分の好みの子となりました。連れの意見も聞いて、選ばれたのは1本目のR13でした。
以上が今のR13君との出会いのあらましです。
後日、5分間だけ吹いてみましたが、我ながらいい子に出会えたと感動しています。
乾燥して寒い時期ですので、特に気を付けて吹かないと割れてしまうので怯えながら過ごしています。乾いた風を直接当てなければ大丈夫だとも思うのですが、部屋の暖房すらつけられません(笑
時間が取れず、あまり吹いてあげられていないので少しずつ吹き鳴らしてあげたいですね。
そうそう、付属のリガチャーなんですが、クランポンのでなくてHBのリガチャーになっていることを購入後に知り驚きました。結構調べていたのですが気づきませんでした。
個体差があったらしいですが、クランポンの付属リガチャーも実は結構好きだったので、楽しみにしていました。でも、HBも今持っているD.BONADEのGPを試奏・購入した時から興味があったので嬉しいです。
このリガチャーもそろそろ試してみたいので、時間を作って吹きに行かなければ!
それでは、今日はこの辺で。